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現代版キャラクター設定の例
何かキャラクターを作るとなると、やっぱり使いたくなるのがバカ一強力設定です。
しかし何でもかんでも突っ込めばよいと言うものではありません。大きな強み・特徴をもたらす何かしらというものは、やはりスパイス程度に留めるべきでしょう。
というわけで、ここではよろしくない例を一つご紹介します。
以下の設定を全て、一つのキャラクターに叩き込んでみたらどうなるでしょうか?
キャラクターの血筋
- ごく普通の一般サラリーマン家庭に生まれる。
- 祖父・曽祖父などが中国大陸で活躍した。
- 遠い先祖は、何か大きな事をしでかした疑いがある。
キャラクターの経歴
- 外国軍の士官学校にリクルートされるも、お断りする。
- 士官学校(防衛大学校)入学試験に合格するが、入学を辞退する。
- 東大を卒業。
- 国家公務員試験(第一種)受験するも、受験中に「馬鹿馬鹿しくなって」受験放棄。終了前に試験会場を去る。
- なぜか海外に就職し、東南アジアの密林で勤務。
キャラクターの「心」
- 普段はバカである。
- 参謀属性あり。ただし、悪の参謀型。
- 死体を見ても、眉一筋動かない。
キャラクターの「技」
- 生活に困らない程度に外国語は話せる。
- 実はひっそりと軍人でもある。
キャラクターの「体」
- そうは見えないが、体力バカである。
- 睡眠時間はかなり短い。
- かつては射撃の名手(今は……?)
……整合性皆無ですね。
ここまでの全てをどうしても使いたいと言うなら、これら全てを備えていて当然の、なんらかの理由をこじつけないと駄目です。
というわけで、こちらで理由をこじつけて見ましょうか。
コメント
白:これを一人に入れる?どこからどうみてもネタにしか思えません、ありがとうござい(ry
中:……ツッコミどころ満載ですな。
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