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現代版キャラクター設定の例:改訂2版
改訂稿ではなんとかそれっぽい理由をこじつけて見ましたが、やっぱりあれを一人のキャラクターに押し込むのは無理があります。
というわけで、納得できる範囲でいくつかのキャラクターに分割してみましょう。
頭脳系キャラクター用の属性
- 有名大学を卒業。
嫌味な官僚タイプにしたいなら、東大にするのがベスト。変人科学者にしたいなら、京大にするといいでしょう。
- 遠い先祖は、何か大きな事をしでかした疑いがある。
このご先祖はもちろん、頭脳プレイで問題を解決したわけです。
- 国家公務員試験(第一種)受験するも、受験放棄。
なんらかの葛藤があって受験を放棄した、などのエピソードがあるといいかな。。
- 参謀属性あり。ただし、悪の参謀型。
自分で体を動かすのは苦手なんでしょう。
- 死体を見ても、眉一筋動かない。
冷静で物事に動じないのが頭脳系キャラクターと言うものです。
- 睡眠時間はかなり短い。
ぐ〜すか眠る頭脳系キャラクターって、想像しにくいですよね。
- かつては射撃の名手
今ももちろん、射撃の名手。頭脳系キャラクターですから、小銃ではなく拳銃が良いでしょう(拳銃は自決用なり、というジョークもありますが)。
肉体系キャラクター用の属性
- 遠い先祖は、何か大きな事をしでかした疑いがある。
このご先祖はもちろん、筋肉の量で問題を解決したわけです。
- 国家公務員試験(第一種)受験するも、受験中に「馬鹿馬鹿しくなって」受験放棄。終了前に試験会場を去る。
「頭は悪くないはずだが、バカ」と言われるタイプに使えると思います。
- 東南アジアの密林で勤務したことがある。
他の人間がバテているのに、このキャラ一人で平然としていた……などのエピソードがあると面白いと思います。
- 外国軍にリクルートされるも、お断りする。
もちろん、その素晴らしい体力を見込まれての事です。
士官学校に入るには成績優秀である必要がありますので、「軍への勧誘」に留めるのがいいでしょう。
- 普段はバカである。
戦闘時には切れ者になってもいいと思いますが、拳で語り合うのを好むキャラにした方が良さそうです。
- 見かけどおり、体力バカである。
……説明不要かと。
誰についていても構わない属性
- ごく普通の一般サラリーマン家庭に生まれる。
- 生活に困らない程度に外国語は話せる。
子供の頃に海外で暮らしたことがある、というのも良いのではないでしょうかね。
- 実はひっそりと軍人でもある。
これはちょっと使いにくそうですが。
かなり使いにくい属性
- 祖父・曽祖父などが中国大陸で活躍した。
悪役の血統に使ったほうが良いかもしれません。
- 士官学校(防衛大学校)入学試験に合格するが、入学を辞退する。
う〜ん……軍事オタクな頭脳型なら受験するでしょうが、この場合、辞退はしないでしょうからね。無くていいですよこれは。
コメント
中:というわけで、分割してみました。
白:このくらいなら使えるかな?
中:……扱いが難しそうなネタも多いけどね。
編集者ノート:
いただいた元ネタはもっと奇天烈だったため、かなり割愛してあります。
なお、今回掲載した項目の選択基準は、「全部一人のキャラクターに突っ込んでも、実在の人物が出来上がるだけのもの」です。
白:ちなみにこれ、全部突っ込んで出来上がったキャラの職業が医者だったら、ほとんど「スーパードクターK」になると思いまつ。
中:あれは嫌展だ。>すぅぱぁどくたぁ
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